
大正8年 画家山本鼎(かなえ)の提唱により「農民の手に
より作られた「美術的工芸品」。長野県上田市にて農民
美術運動が始まりました。
一時は、全国50組合以上の団体が組織され、民芸・工
芸としての木彫が全国に広がりました。その後、戦争の
影響で農民美術運動、生産が停止されましたが、戦後に
なり、上田市にてその活動を復活させました。
復活後は、アルプス登山者のお土産ものとして「木端人
形、木片人形」が数多く作られながら、現在は、素朴で
野趣豊かな、生活の中に普通に融け込む木彫が作られて
います。
産地:長野県上田市
size :30×15×H75 mm